5月13日、タイ王国ワライラック大学の看護学科、理学療法学科の学生、引率教員、合わせて18名、日本での受入先大学である昭和医科大学教員を合わせ20名近くの実習受入れを行いました。また、本日は横浜市立大学付属病院の医学部学生2名も実習中であり、初の他大学との合同実習となりました。

人数が多いこともあり2チームに分け、ユニメディコ運営の住宅型有料老人ホームや児童発達支援事業所などをご覧いただきました。写真は老人ホーム内にてユニメディコの医師、診療放射線技師が、その場でレントゲン撮影ができる機器を説明している場面と、看護師、介護士が入浴介助をしている場面を見学されている様子です。他にも胃瘻や心臓リハビリ、食事介助など、我々が特徴としている医療・介護多職種での処置や連携、ケアをご覧いただきました。

日本とタイでは医療体制だけでなく社会体制も大きく異なります。学生・教員が各々異なる視点で多くの意見や質問をしていただきとても良い交流が持てました。

日本は既に世界トップの超高齢社会に突入しており、「現在の日本の課題はタイの未来の課題」と参加して頂いた皆さまが、真剣な眼差しで多数の質問をしていただけたことがとても印象的でした。新しい医療機器・介護機器にも興味を持っていただきましたが、我々ユニメディコスタッフの心のこもった手厚いケアについてお褒めの言葉を多数頂いたのがなにより嬉しかったです。