2025年9月5〜7日、茨城県つくば国際会議場にて開催された『第25回 音楽療法学会学術大会』にユニメディコの看護師、音楽療法士、作業療法士、児童発達支援管理責任者らが参加し、音楽療法士、精神保健福祉士が「長期入院患者に対する集団音楽療法とリカバリー」という演題にて口述発表いたしました。

学会には全国各地から音楽に関係する方が898名が参加、101演題が登録されており、緩和ケア、高齢者、精神科、児童(児童発達支援、放課後等デイサービス)、研究、学生企画、ワークショップなど幅広いジャンルにて発表、企画されていました。会場や各ブースでは多くの音が溢れており、響く素敵な音色が印象的な学会でした。

全発表の中で「訪問看護での音楽療法」についての演題は無く、ユニメディコの多職種が連携して行う「児童への訪問看護での音楽療法」は全国的にも珍しいものであることがわかりました。会期中は他病院や施設などから多くの質疑をいただき、関心が高いことが伺い知れました。

学会では他にも、感覚統合理論を用いた音楽療法の提供などをテーマに研究されている方も多数参加されており、我々も多くの学びを得ることができました。事例や研究を参考にし、ユニメディコでも実践していきたいと思います。