在宅訪問から施設訪問まで、医師と臨床検査技師がお伺いします
ご自宅に居ながら、精密検査を非侵襲的に受けることができます!!

在宅での超音波検査(エコー検査)

超音波を体内に照射し、その反射をコンピュータで処理して内蔵の状態を映像化する検査方法です。放射線の心配がないので安心して検査をしていただけます。

~当院の超音波検査の種類~

心臓超音波検査、腹部超音波検査、頸動脈超音波検査、甲状腺超音波検査、乳線超音波検査、下肢血管超音波検査など各種検査が可能です。

♦心臓超音波検査とは
胸に超音波を当てて心臓の大きさ、形、心臓の厚さ、動きを調べます。心臓の動きを調べられるのも大切な点で、心筋梗塞の場合は梗塞が起こり、収縮運動をしない心筋の場所や範囲が分かりさらに心臓全体の機能を数字で客観的に評価することができます。
♦下肢血管超音波検査とは
足全体に超音波を当てて、足の付け根から足までの血管の状態を調べます。 下肢血管超音波検査では、血栓や動脈硬化がないか等の動脈・静脈に異常がないか調べます。
♦甲状腺超音波検査とは
首に超音波を当てて甲状腺の状態を調べます。甲状腺超音波検査では甲状腺が大きくなっていないか、がんがないか等の甲状腺に異常がないかを調べます。
♦乳房超音波検査とは
乳腺や乳管の状態や小さな腫瘍の有無を調べます。乳がんの早期発見に役立ちます。
♦腹部超音波検査とは
腹部に超音波を当てて内蔵の状態を調べます。腹部超音波検査では、臓器の大きさ、腫瘍や結石の有無、さらには脂肪肝や肝硬変、腹水などの有無を調べます。
♦頸動脈超音波検査とは
首に超音波を当てて、頸動脈の状態を調べます。頸動脈超音波検査では、血管壁を観察して動脈硬化や血栓、狭窄の有無を調べます。 また、脳梗塞の原因となる可能性のあるプラーク(血管壁に存在する1mmを超える隆起性病変)の大きさ、形状、表面、内部の状態(硬さ)などを観察し、治療方針などを検討します。

【Q&A】

Q おなかに塗るゼリーは何で必要なの?
A 超音波は空気に弱い(弱められてしまう)ので、ゼリーはプロープから出る超音波をしっかり体内へ届かせるために使います。 ゼリーも水でできているので検査後ティッシュでふき取り、ふき取り直後はべたべたとしていますが、乾いたらさらさらになります。
Q 腹部エコーで息を「吸って―。止めて―。はいて―』といわれるのは何故?
A 実はお腹(腸)の中にはたくさんのガスが溜まっています。 息を吸ったり止めてもらうのはお腹の中にあるガスをよけて音波をしっかり届かせるためです。
Q なんで暗い部屋で検査するの?
A 明るい部屋でも検査ができなくはないのですが、微妙な白黒のコントラストを見ようとすると、暗い部屋の方が画像を見やすいので暗くしています。